標高差:238m
累積標高差:436m

2014年04月12日


宍粟50山に戻る

兵庫県宍粟市
  深山までの登り:43分
南深山までの登り:1時間02

南深山からの下り:55分
    コースタイム:2時間04分

期待はしていなかったが、スギの立ち枯れで登山道からの展望が良く、近隣の山々が良く見えた。反面、山頂からの展望は殆んど無しで、がっかりではあった。

Road MapR29を波賀の町からR429に入り、右手に高橋バス停向かいから林道に入る
Route Map:林道終点の駐車地から深山に登り、少し引返し南深山までを往復する。
宍粟50山』   スギの立ち枯れが功を奏し、見事な展望だった。
山頂は何の特徴もなかったが
山頂は両山共にがっかりであったが、途中の登山道からは良い景色を見させて貰った。
特に先ほど登った大甲山を見れたのが気分良かった。
日ノ原山へ移動する
三山登ったが、まだ足は元気なので、もう一山加えることにする。
29〕深 山 (908m)
ふかやま

林道終点が広い駐車場になっており、その奥が登山口となっていた。相変わらず宍粟50山にはハイカーが来ていない。一度登ると二度と登らないハイカーが多いのだろう。

コンビニで昼飯を食って11時51分に登山口から歩き始める。
枯れ沢の道を登って行く。この時点では詰らない山なんだろうなぁーと考えていた。
約9分程で”蔦路峠”に着く。右側に急登斜面が待っていた。
激しく伐採された急斜面をジグを切って登って行くが、踏み跡は薄く、どこでも歩ける状態となっていた。
”蔦路峠”からは終始展望が良い。数時間前には”大甲山”から”深山”を見ていたのだが、特徴が無く判別は出来なかった。こちらからは”大甲山”が良く判る。
最初の急登をこなすと、一端は平地となるが、直ぐに急登となる。
個人的には展望が良くて喜んでいるが、何故、ここだけ立ち枯れになったのか? それとも枯らされたのか?
標高を稼いで行くと、”氷ノ山”までが顔を出して来た。
シルエットだけしか見えていないが、”日名倉山”と”後山”が見えていた。
”後山”が岡山県の最高峰と知った時は何てしょぼいんだと驚いた。
登り切った所は展望所的に大展望を得られる場所になっていた。
この二つの岩を”夫婦岩”と呼んでいるらしいが、何の意味もないのだろう。それより奥の岩にマツが生えているのを下山時にチェックしようと思っていたのをすっかり忘れてしまっていた。
先に見える超しょぼい山が”深山”だった。
流石、宍粟50名山だけのことはある。
尾根の先は広々としており、緩やかに下って行く。
あの最悪の水上山で見た景色と良く似ている。
タムシバ”が満開になっていた。
これにピンクでも色が付いていれば綺麗なのだが・・・
これも白花で華やかさが無い。
アセビ帯を通って行く。
山頂は展望が良い様に見えたが・・・
分岐に着くが、”深山”は左に曲がって20m程の距離。
尾根道を緩やかに下って行く。右側はスギ林でまったく展望が無いが、左側は落葉樹で明るく開けている。でも展望はない。
43分にて”深山”(908m)に着く。樹間からは薄っすらと展望が得られるが、実質、展望は無いのに等しい。直ぐに”南深山”に向う。
分岐に出る。岩上神社? それ何?、それどこ?
更に下って行く。
深山よりは山頂らしくあるが、どっちもどっちか。
緩やかに登り返して行く。
”南深山”の山頂から見えた展望はこの程度。
直ぐに下山に入る。
1時間02分にて”南深山”(916m)に着く。
”深山”よりはこちらの方がマシに見える。
下山時に見た開けた場所、山頂以外には良い所が多い。
なかなか良い感じ。

尾根の端、展望所まで戻って来る。ここからは激下りとなる。

殺伐としているとも言われているスギ枯れの斜面を下って行く。
俺はこんなのが好き。
下山47分で”蔦路峠”に戻り、谷間の登山道を下って行く。
蔦路峠”手前が一番、急斜面。
下山55分にて登山口に戻る。最後まで他のハイカーは来なかった。宍粟50山はどこも大体こんな状態だ。
穏やかになった登山道。
林道を走っているとあまりにも”ミツマタ”の花が綺麗だったので車を降りて写真を撮ってみる。
ミツマタの花のドアップ。

【林道脇のミツマタ群生地】